みなさん、こんにちは!
スタイリスト森本です。
世界中で流行している新型コロナウィルスの影響で『おうち時間』の過ごし方が注目されていますが、みなさんはどんな『おうち時間』をお過ごしですか?
日頃、仕事に家事にとバタバタ忙しい毎日を送っていると、ついつい後回しになってしまいがちなのが、ヘアケア。
ヘアケアはイマイチ自信がない…という方におすすめしたい、おうちで簡単にできるスペシャルヘアケアをご紹介します。
1. 髪の毛を洗う前にブラッシングを!
ブラッシングには、髪のほつれを取り、皮脂などの汚れを浮き上がらせる効果があります。ほつれが取れると、シャンプー中に髪の毛が絡まりにくくなり、傷みの原因でもある摩擦が軽減されます。シャンプー前は必ず髪をブラッシングするようにしましょう!
もちろん、頭皮のマッサージ効果もあります◎
2. 予洗いでしっかり汚れを流そう!
シャンプーをする前、髪にシャワーをかけてしめらせますが、このとき「ぬるま湯」を使い、しめらせるだけでなく、髪の毛をしっかりすすぎましょう。
適温は38度くらいです!
実は、髪についたほとんどの汚れは、お湯ですすぐだけで流す事が出来ます。この「予洗い」が甘いと、汚れが残ってしまうことで、シャンプーがなかなか泡立たなくなります。結果、たくさんシャンプーを使う事になったり、逆に洗い残しの原因になることも。
3. シャンプーで洗うべきは、髪より「地肌」!
髪をしっかりすすいだら、いよいよシャンプーです。髪は、お顔を洗う時と同じ気持ちで洗うのがポイントです。
洗顔する時は、爪を立てたり擦り洗いしたりしませんよね?頭皮もお顔と同じお肌です。シャンプー本来の目的は、髪の毛を洗うことではなく、地肌の毛穴に詰まった汚れや皮脂を洗い流すこと、と意識しましょう!
頭皮を洗う時は、爪を立てると頭皮(肌)が傷ついてしまうので、指の腹で地肌をマッサージするように、頭皮を中心に洗いましょう。シャンプー前の「予洗い」がしっかりできていれば、髪の毛自体の汚れは、泡で撫でるくらいで十分だといわれています。
ただし、洗い終わったら、しっかりすすいで泡を完全に流してください。「シャンプーかす」が残ってると、フケかゆみの原因や臭いの原因にもなります。
4. トリートメントでしっかり保湿!
トリートメントをつけた後に「コーミング(くしでとかす)」「タッピング(指でたたく)」「保湿」がポイントです。
トリートメントは、つけてしばらくおく事でさらに保湿効果がアップするので、時間がある時こそ、すぐに流さずにしばらく放置しましょう。
※トリートメントはシャンプーと違い、髪の毛先をケアするためなので、地肌にはつけないでください。
5. ドライヤー前もケアを忘れずに!
ドライヤーをする前には、アウトバストリートメントやオイルをつけてから、乾かすようにしましょう。
オイルなどは濡れた状態でつけると、全体にまんべんなく行き渡らせる事が出来ます。また、水分を油膜でコーティングしてあげることで、さらなる保湿効果が期待できますし、髪を熱から守ってくれます。
6. 完全に乾いたら、冷風でフィニッシュ!
髪を乾かすときは、温風だけで終わらさずに、仕上げに冷風をかけるようにしましょう!ドライヤーには、冷風機能がついています。この冷風機能にはちゃんと意味があり、使わないともったいないです!
実は、髪のキューティクルは、濡れると「開いた状態」になります。このキューティクルは、乾かすだけでは閉じません。冷風を全体的にかけることで、開いたキューティクルがしっかり締まり、ツヤも出て指通りも変わり、セット力もアップします。
麺を茹でた後、冷水でキュッと麺を締めますよね?そんなイメージで、髪のキューティクルを締めることができるのが、ドライヤーの冷風機能なんです!試しに、右か左の半分だけに冷風をかけて左右を触って比べると、効果が実感できると思います♪
おうちでできる、ちょっとスペシャルなヘアケアをご紹介しました。
外出自粛ムードで精神的に疲れがちな方も多いと思いますが、おうちで出来ることもたくさんあるはず!おうち時間が長い今こそ、普段よりもスペシャルなヘアケアで、憧れのつや髪を手に入れましょう!