食欲の秋、スポーツの秋、読書の秋…。どんな秋をお過ごしですか
そして髪の毛の静電気に悩む時期ですね
今回は髪の毛に発生する静電気の原因、静電気の対策方法をご紹介します
原因① 空気の乾燥
冬は、外の空気が乾燥するだけでなく、一般的にも知られているようにエアコンなどの暖房器具を頻繁に使用することで、室内も乾燥しやすくなりますよね。
空気が適度に湿度を保っている状態では、静電気が空気中の水蒸気に流れ、自然と放電するようです。しかし、空気が乾燥していると電気が逃げず、帯電しやすくなるため、私たちも静電気の影響を受けてしまうことがあると言われています。
原因② 髪の毛の乾燥
髪の毛自体の乾燥も、静電気が発生する原因になり得ます。髪の内部には水分が含まれていますが、その水分が減り、パサパサのダメージヘアになると、静電気の影響を受けやすくなってしまうようです。
水分の少ないダメージヘアは、静電気が帯電しやすくなるため、ヘアブラシでとかすなどして摩擦が起きると、静電気の原因になることがあります。
原因③ 体内の水分不足
体の中の水分が不足し、乾燥していると、静電気が起きやすくなることがあります。体の中が乾燥し、静電気がたまりやすい方は、「帯電体質」と呼ばれることもあるそうです。
また、体内の乾燥はそのまま肌の乾燥にもつながるため、肌の水分量が少ないことで、放電しにくく、静電気が発生しやすくなることも考えられます。
そこで、髪の毛の静電気を防止するための方法を5つご紹介します。
①髪の毛の乾燥を防止する
髪の毛の乾燥を防止するためには、日頃からシャンプーやトリートメント、コンディショナーでしっかりヘアケアをすることに加え、洗い流さないトリートメントやヘアオイルも併せて活用しましょう。
②湿度が下がらないようにする
部屋の湿度が下がらないように意識しましょう。特に、エアコンや電気ストーブなど、暖房器具を使っている際は、部屋が乾燥しやすくなるので注意しましょう。
加湿器を使ったり、石油ストーブの上に鍋ややかんを置いたりなど、部屋を加湿する方法はいくつかあります。
③水分を小まめに摂る
体内が適度な水分で満たされると、静電気の防止に繋がることが期待できるそうです。
④静電気が起きにくい素材の服を着る
服の素材が帯電しやすいものだと、静電気が起こる可能性が高いようです。帯電しやすく、静電気の原因になることのある素材は、下記のようなものだと考えられています。
【静電気が発生しやすい素材】
・ナイロン
・ウール など
寒い季節は、ウール素材のセーターを着ることもあるかと思いますが、そんなときは静電気の発生しにくい素材を合わせることで、静電気の防止が期待できます。
【静電気が発生しにくい素材】
・麻
・シルク
・皮 など
静電気の発生しにくい素材は、静電気の発生しやすい素材と比べ、吸湿性があることから、静電気が帯電しにくいそうです。逆に、帯電しやすい素材同士に摩擦が起きると、静電気が発生しやすくなると考えられています。
⑤定期的に汗をかく
静電気は、水分によって放電するので、汗をよくかく人は静電気が帯電しにくいと言われています。
髪の毛の静電気の原因と対策方法をご紹介しました
髪の毛の静電気は、空気の乾燥が原因で発生しますが、場合によっては生活習慣などが原因となり、帯電体質になっている可能性も考えられます。
静電気は、髪のダメージになるだけでなく、肌や頭皮にもよくない影響を与えることがあるそうです。
しっかりヘアケアを行って対策し、パチパチしにくいうるおいのある髪を保ちましょう。